子供さんへのピアノの教え方は、具体的に具体的に具体的に

ご訪問いただきありがとうございます(#^.^#)

「練習したらシール貼ろうね」

先日、ご相談くださった先生の事例を
紹介したいと思います。

こちらの先生は、生徒ちゃんが
おうちで楽しく練習できるようにと
おうちでピアノの練習をしたら
シールを貼るよう提案されたそうです。

 

生徒ちゃんもこれには大喜びで
楽しんで練習するようになったそうです。

 

ちなみに、私の教室でも
「シール貼り」はお勧めしています。(^^)v


女の子は、わりと「練習ノート」を作って
それにシールを貼ったりしています。

また楽譜のまわりにシール貼るのが
好きな生徒ちゃんもいて、かわいいですね。(#^.^#)

しかしときに、生徒ちゃんの中には
シール貼りが目的になっちゃうこともあります💦

 

そのため、1回でも課題曲を弾いたら
シールを貼るといったことが起こります。(-“-)

 

 

先の先生も、たしかに練習はしているんだけど・・、
上達に結びついていないとお困りでした。

 

 

これは、具体的にゴールを示してあげることで
かなり改善が見られます。

 

あくまでシールの“目的”は、
課題曲が弾けるようになることです。

 

そのために、練習量を増やす“手段”として
シール貼りを用いています。

それが、手段が目的に
すり替わってしまうことは“あるある”ですね。

そこで私は、シール貼りを提案するときには、
生徒ちゃんにできるかぎり“具体的に”伝えるようにしています。

「ここから〜小節目まで、こんな風に弾けるようになったらシール貼っていいよ」
「今日習った新しいところから、おうちで練習してね」
「左手の練習の回数を右手よりも多くしてね、そうしたらシール貼ろうね」


生徒ちゃんは、自分が弾けるところから練習する
傾向があります。

 

おもには、その曲のはじまりのところですね。

そして、新しく習ったところを練習するころに
ごはんの時間になったりするようです。(;”∀”)

 

ですので、新しいところの練習ができず
弾けるところばかりがうまくなるということがあります。

そうならないためにも、どこを練習するのか
「部分練習」を指示してあげることもときには必要だと
私は考えています。

そのようにして、シールを貼る基準だったり
到達目標を具体的に示してあげることは大切です。

 

それによって生徒ちゃんは、目的意識を持ちながら
それでいて、シールを貼る楽しみとともに練習ができるようになります。

具体的に、具体的に、できるかぎり具体的に。

そうして、先生がめざしているゴールと
生徒ちゃんがめざすゴールを一致させるようにしています。


●追伸
私のその他の経験も先生のお力になれるのであれば、より具体的にお話する機会があります。

それが「ピアノ講師のための指導力向上レッスン」です。

 

レッスンに関するご相談は、十人十色。
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