子供さんのレッスンは、目で見て理解できる工夫を

ご訪問いただきありがとうございます(#^.^#)

 

【目で見て理解できる工夫を】

前回「できるかぎり具体的に」という
お話をいたしました。

具体的に具体的に具体的に

(戻って来てね)

大切なことは、先生がめざしているゴールと
生徒ちゃんがめざすゴールを一致させることです。

 

 

その観点から私は、生徒ちゃんが
「目で見て理解できる」ことも大切だと考えています。

 

 

子供たちは、大人に比べて
時間感覚があまりありません。

 

 

そのため、コンクールや発表会が近づいていても
先生のほうが焦っていて、本人は飄々としていることも(笑)。

 

 

そこで私は、出席カードに
「〇月〇日発表会(コンクール、ステップ)があります」といった
スケジュールを書き込むようにしています。

 

 

なるべく口で伝えるだけでなく
目で見て理解してもらうよう努めています。

 

 

またこのようなとき

 

「ステップまでに、レッスンが何回あるか数えてごらん」
と生徒ちゃんに、
答えてもらうようにもしています。

 

 

少しでも時間感覚を持ってもらうためです。

 

 

そのうえで「あと4回あるね。じゃあ2回目のレッスンまでには
(〇月〇日までには)
暗譜で弾けるようにしようね」と伝えています。

 

 

また、レッスンにお母さんが付き添っておられる場合には、
お母さんにも理解していただくよう努めています。

 

 

お母さん方も、毎日忙しくしておられますので
忘れないようにしていただきたいからです。

 

 

ただ、このとき私が心がけているのは
お母さんにはなるべく直接、お伝えはしないということです。

 

 

小さいお子さんの場合、たいていのお母さん方は、
お子さんのレッスンを見ておられます。

 

 

ですので、伝えるのは生徒ちゃんに向かって。

 

 

でも、それでいて
お母さんにも伝わるよう配慮しつつ伝えています。

 

 

なるべく、生徒ちゃんに時間感覚と
主体性を持ってもらいたいと考えているからです。

 

 

ただ、お母さんにはつぎのように
お伝えすることもあります。

 

 

「お母さん、カレンダーに印をつけてあげると
わかりやすいかもしれませんよ」

 

 

やはり、目で見て理解できることが大切だからです。

 

 

日常的にピアノのことだったり
コンクールのことが目に触れられる工夫は効果的です。

 

 

このように“具体的に伝える”というのは
目や耳、書くといったさまざまな方法を用います。

 

 

なかなか口で説明しても
伝わりづらい年代のお子さんには
特に有効な方法ですね。

 

 

スケジュールの見える化。

 

 

意外とできているようで、できていない(伝わっていない)場合
あるあるです!

 

ぜひ、お試しください。

 

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